机間指導のポイント
『机間指導』とは
授業中に、教師が席の間を歩きながら、個々の
児童・生徒に対し観察や指導などを行うこと
と示されています。
何気なく行っている『机間指導』を文字に
おこしてまとめてみました。
【目次】
机間指導におけるキーワードは
『みる』 です
4つの『みる』を意識すればOK!!
①見る(つかむ)
クラス全体の学習状況をつかみます
◆指示や発問を理解して学習を進めているか
◆学習に集中しているか(学びに向かう姿勢)
など
②診る(分析・判断する)
児童生徒の活動の様子から展開を調整します
◆時間はどれくらいかかりそうか
(活動の修正や変更)
◆誰を指名したら効果的か
(順番、内容、論点などの整理) など
③観る(注意をはらってみる)
一人一人の様子を観察・評価します
(指導と評価の一体化)
◆活動の活発具合把握
◆活動の進行具合の把握
◆どんなことに困っているか
◆どんな頑張りが見られるか など
ノートやプリント等への丸つけやコメント
または言葉による評価も生徒の励みになります
④看る(指導・支援をする)
支援の必要な生徒にアプローチします
◆課題設定の調整
◆課題に対するヒント
◆学び合いの声掛け
◆ステップアップ発問 など
※その他の意識すべき点
☆教師の動線
偏りなく生徒の状況をつかむために
教師の動線を意識する。順にS字型
を目安とする
☆座席表の活用
慣れないときや名前を憶えていない
ときは座席表に生徒の状況をメモする
と整理するのに役に立つ
☆役割分担
TT授業など複数で指導する場合は
指導エリアや担当生徒を決めるなど
情報共有しながら指導する
『机間指導』について文字に起こしてまとめて
みると改めて『机間指導』は授業を支える大切
な行動であると感じました