コロナ感染拡大による学校現場の今
安倍首相は4月16日に新型コロナウィルス
の感染拡大を受け、緊急事態宣言の対象を
全国に広げると発表した。
都市部から地方への人の移動などで感染が
全国にまん延する恐れがあるためである。
そんな中、学校現場はどうなっているのか?
現場から少し状況をお届けします。
ちなみに私は関西の公立中学校の教員です。
卒業式・離任式・始業式・着任式は
規模縮小そして3密を避けてかろうじて
行われた
始業式後、すぐに学校が休業になる
電話連絡で体調確認等を行う
登校日が週に1回設けられる
登校日に向けて課題の用意や登校に向けて
準備を進めていく
緊急事態宣言により登校日もなくなる
来週から家庭訪問でGWまでの課題を配布予定
このような感じです。これはとある学校のもの。
都道府県や市町村によってそれぞれ異なる点は
たくさんあります。
誰も何が正しいのかまったくわかりません。
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学校登校になると 感染が心配と苦情
学校休業になると 学習や食事が心配と苦情
授業配信をすれば すでにたくさんあると苦情
授業配信をすれば
すべての家庭にネット環境があると思うなと苦情
授業配信をしなければ 何もしないのかと苦情
教員は暇でうらやましいと苦情
教員が休業中にしている準備や課題の用意に苦情
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こんな4コマ漫画もあります
全ての人を納得させる難しさ
どんなことをしていても教員には苦情がくる
そんなものです。
もちろん心配してくださる方もいます。
私は、教員がどんなけ振り回されても
構わないと思っています。
私的に思うポイントは二つ
この休業や対応は
学校で独自に行っているのではなく
国・都道府県・市町村単位で方向が示され
実行していることを理解していただきたい。
正直、今後どうなるかわからない
ゴールデンウィークあけに再開されるかも
わからない
学習保障・履修問題もどうなるかわからない
私たちに対する苦情や批判はなんぼでも
受けとめるのですが
私たちが常に1番に考えていることは
子どもたちの安心・安全
心と体が元気であること
勉強も大切だが
それが1番大事