パパ先生の日記

中学校の理科教諭をしていると同時に、 奥さんと日々子育てに奮闘している『パパ先生』です。このブログでは日々感じていること(子育て・理科・教育活等)をアウトプットしていき、自分自身のスキルアップや誰かのためになる情報発信にもなればと思っています。

幸せホルモン

今回は教育を

科学の観点から考えたいと思います

 

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子どもたちから

 なぜ学校に行くのか? 

 という質問をよくされます

 

応え方はいろいろありますが一言で言えば

 人間形成

 言い換えると自立型人間になるため

 さらに言い換えると幸せになるため

 

 

学校に行く理由の究極は

幸せになるためだと思います

 

 

なんと幸せホルモン

と言われるホルモンがあります

つまりこのホルモンを増やす

ことができれば幸せになるのです

 

 

 

 

幸せホルモンとは

 

心と体が安らぐ作用をもつホルモン

のことを言います

 

脳から分泌されると情緒が安定して

幸福感を得られることから

『幸せホルモン』と呼ばれています

 

幸せホルモンには

セロトニン

ドーパミン

オキシトシンの3種類があります

 

この3種類の幸せホルモンを増やし方

を知り、それを実践することによって

子どもたちの幸福度を高める

指導を意識して行うとよいでしょう

 

 

 

セロトニン

心のバランスを整える作用があります

セロトニンが分泌されると他の

神経伝達物質 が暴走するのを抑制して

くれます

つまり「平常心」を保ちやすくなるのです

  心の安定

 

 

太陽の光を浴びることで分泌されるほか

ウォーキングなどの運動によっても

分泌されます

 

つまり

知・徳・体 の

にあたるものです

 

 

基本的生活習慣を良くして

規則正しい生活を送れるように

指導していけたらよいですね

 

 

 【セロトニンの主な作用】  

  • 精神の安定
  • 脳の覚醒
  • ストレスが解消される
  • 神経伝達物質の制御 など

 

 

 ドーパミン

楽しいことや嬉しいことが起こる

分泌されるホルモンです 

また、目標を達成したときにも

分泌されます

 

『勉強』や『仕事』のやる気をあげる

効果もあるので

スモールステップでの目標設定・達成

たくさんほめる 

ことをして生徒の自己有用感を

高めていきたいですね

 

 

 【ドーパミンの作用】

  • 快感を得られる
  • やる気が出る
  • モチベーションが上がる
  • テンションが上がる

  

 

オキシトシン

セロトニンと同様に心を落ち着かせる

効果があります。セロトニンとの違いは

親しい人とのハグやボディータッチで

分泌される特徴があります。

 

また、直接的なふれ合いだけではなく

他人と楽しく過ごしたり、他人のこと

を想いながら行動する

ことでも分泌されます

 

 

つまり

人と人とのつながり

コミュニケーション力を育む

 

また、生徒に役割を与えたり

自ら考えさせたりして

誰かのために行動する人

を意図的に育んでいく

 

 【オキシトシンの主な作用】

  • 安心感が増して幸福感を得られる
  • 他人に対して愛情深くなる
  • 不安感や恐怖心が緩和される
  • コミュニケーション能力が上がる
  • 学習意欲と記憶力が高くなる
  • 睡眠を促す
  • 糖尿病や高血圧などを予防する など

 

 

 生徒の幸せホルモンを増やすために

 

セロトニン

  規則正しい生活

  早寝・早起き・朝ごはん・運動

ドーパミン

  スモールステップなどの目標設定・達成

  ほめまくる

 【オキシトシン

  コミュニケーション力の育成

  誰かのために行動できる力の育成

 

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これを意識してみんなで

子どもたちを幸せにしたいと思います★