パパ先生の日記

中学校の理科教諭をしていると同時に、 奥さんと日々子育てに奮闘している『パパ先生』です。このブログでは日々感じていること(子育て・理科・教育活等)をアウトプットしていき、自分自身のスキルアップや誰かのためになる情報発信にもなればと思っています。

1番不幸な生徒は?

卒業おめでとうございます

 

コロナのために休講になっていますが

 

卒業式は中学校生活における最大の行事

 

規模縮小、感染防止対策を行って

 

卒業式が先日行われました。

 

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例年では、卒業式に向けて歌や入退場等の練習

 

をたくさん行うのですが、今年は練習無しで

 

卒業式が行われました。

 

卒業式は終わりであり始まりの日

 

新たな舞台で頑張ってほしいと思います。

 

 

 

さて、今回は1番不幸な生徒は?

 

次の4つのパターンのうち1番不幸な生徒はどれか。

 

3年生に対していつも聞いています。

 

                  

努力○ ⇒ 努力した 努力× ⇒ 努力せず

合格 ⇒ 第1志望合格

不合格⇒ 第1志望不合格

                 

 

  • 努力○ 合格
  • 努力○ 不合格
  • 努力× 合格
  • 努力× 不合格

 

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生徒に問いてみるとほとんどの生徒が

 

『努力して不合格』と答える。

 

共通して言えることは

 

  ◆努力して合格したら素晴らしい!!

 

  ◆努力をせず不合格は自業自得なので仕方がない。

 

そこで考えて欲しいのは

 

『努力して不合格』は不幸なのだろうか?

 

 

希望校には行けないが

 ・努力をしたこと

 ・努力した結果による悔しさ(バネ)

 

将来、長い目で考えてみるとこの経験は

 

とても大切なのかもしれない。

 

 

一方で『努力せずに合格』した生徒は

 

頭を打つことなく次のステージに進むことになる

 

その結果、勘違いしたり、大きくつまずきに

 

今後なる可能性がでてきてしまう。

 

1番不幸な生徒は

  『努力× 合格

    ではないでしょうか

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つまり、生徒たちには最終的に

合格できなかったとしても

 

目標に向かって努力を

積み重ねられる人

 

になってほしい。そんな思いを伝えながら

 

受験に励むように支えています。

 

 

※あくまでひとつの考えです。

 大学受験ではまた違うかもしれませんね。